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小山の家
竣工:2021年 5月
用途:住宅→住宅
構造:木造 平屋
改装床面積:56.5㎡
京都府 京都市
写真:絹巻豊
京都の市街地にある平屋建築で、四方を住宅に囲まれた路地奥の再建築不可の木造住宅である.
大工である施主の父が自ら建てた建物は築年数が経ち、根本的なメンテナンスと耐震改修工事が必要とされた.
「父の住んていた家を引き継ぎ、狭くても家族仲良く豊かに暮らしたい」という施主の要望を受け、一室空間の中でも視覚的変化を楽しめるように計画し、調和と繋がりをつくり、互いの存在を感じつつ家族が別々のスペースを楽しめる空間を創ることを考えた.
提案のポイント
・ボリュームを最大限利用することで広がりをつくり、BOXで変化のある多様な居場所をつくった.
・内部空間を切妻型とすることで「イエ」を表現した.
・既存の家を白、新しい機能をグレー系とすることで、新旧(親子)の繋がりを表現した.
・色調をモノトーンにすることで、住人の生活カラーが引き立つようにした.
土間テラス:玄関として利用
大きさの異なるBOXで場所をつくる
柱が空間にリズムを生む
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